ケース起函とバッグインサート

ケース起函とバッグインサート、2つの重要な包装工程を1つのスマートなプロセスで自動化する方法
多くの包装現場では、製品が箱に入る前に効率が決まります。ケースが安定して起函されない、またはインナーバッグが正確かつ確実に挿入されない場合、後工程がそのズレを補う必要があります。そのため、ケース起函とバッグインサートは現代の包装自動化において重要な工程となっています。
ケース起函とは、平らな段ボールシートを開き、安定した直角の箱に成形する工程です。バッグインサート(bag placing または bag inserting)とは、その箱やクレート、バケツ、または容器の中にあらかじめ成形された内袋を挿入する工程です。一見シンプルに見えますが、実際には衛生面、生産スピード、人員配置、包装品質、そしてライン全体の流れに大きな影響を与えます。
Niverplastは、このバッグインサートからスタートしました。同社はEasyOpenバッグの開発から始まり、その後「このバッグの挿入を自動化できないか」という顧客の要望をきっかけに、初のEasyPlastを開発しました。この背景は現在も変わらず、実用的で信頼性が高く、不要な複雑さを排除したソリューションを提供するという姿勢につながっています。
なぜケース起函とバッグインサートを自動化するのか
手作業によるケース組立やバッグ挿入は、少量生産では機能する場合もあります。しかし生産量が増えるにつれ、これらの工程はボトルネックになりやすくなります。バッグの位置ズレ、不要な停止、不安定な箱品質、そして作業負荷の増加といった問題が発生します。Niverplastは、自動化されたバッグインサートを、時間ロス、過剰なプラスチック使用、ライン停止、複雑な作業の削減手段として位置づけています。
自動化により、安定した再現性のあるプロセスが実現します。ケースは常に同じ形で成形され、バッグは正確に挿入され、補充作業による停止も不要になります。その結果、よりスムーズな包装フロー、手作業の削減、そして充填、計量、封緘、搬送といった後工程の信頼性向上につながります。
乾燥製品、冷凍食品、鮮魚、またはE-commerce関連の包装を行う企業にとって、これらのメリットは技術面だけにとどまりません。衛生性の向上、人手依存の低減、将来に向けた生産体制の強化にも貢献します。Niverplastのソリューションは、標準的なケース起函から衛生的なバッグインボックス用途まで対応しています。
1台で2つの工程を実現
統合型自動化の代表例が、CombiPlastです。この装置はケース起函とバッグインサートを1つのコンパクトなシステムに統合しています。ラインの初工程を効率化しながら、設置スペースを最小限に抑えます。
CombiPlastは連続稼働を前提に設計されており、最大毎分18箱の処理能力、24時間稼働、迅速なサイズ切替、レシピ管理、左右仕様の選択による柔軟なライン統合が可能です。また、シールが不要な場合には10μmまでのEasyOpenバッグにも対応します。
柔軟性が求められる場合
すべての現場で一体型ソリューションが必要なわけではありません。既にケースが供給されている場合や、バッグインサート工程を分離したい場合もあります。そのような場合、NiverplastはEasyPlastのような単体機を提供しています。
EasyPlastは多様なサイズに対応し、毎分最大25袋の挿入が可能です。単体でもラインの一部としても使用でき、工程に合わせた柔軟な構成が可能です。
EasyOpenバッグの役割
Niverplastのコンセプトの中核となるのが、あらかじめ成形されたEasyOpenバッグの使用です。これらのバッグは用途に合わせて設計され、手動および自動の両方に対応しています。ロールフィルム方式とは異なり、機内でのシールやカットが不要です。
これにより、開封のしやすさ、停止時間の削減、工程の簡素化、メンテナンス負担の軽減といった利点が得られます。また、従来と比較して最大30%のプラスチック削減も可能です。
実際の現場での活用
これらのソリューションは、乾燥製品、冷凍食品、鮮魚、食肉、油脂、医療用途、そしてE-commerce関連の包装など、幅広い分野で活用されています。共通する目的は、安定した箱を形成し、正確にバッグを挿入し、次工程へスムーズにつなげることです。
導入時の検討ポイント
自動化を検討する際には、いくつかのポイントがあります。一体型が必要か、それとも単体機か。どのくらいのサイズバリエーションがあるか。箱以外の容器を扱うか。衛生性、稼働率、材料削減の重要度はどれほどか。これらの視点が最適なソリューション選定につながります。
Niverplastのスマートパッケージングの考え方
Niverplastの考え方は明確です。自動化は工程を支えるものであり、複雑にするものではありません。そのため、ソリューションはモジュール式で拡張性があり、単体利用からフルラインまで対応可能です。
日本におけるパートナー
Niverplastは日本にも拠点を持ち、現地でのサポート、技術サービス、アプリケーション知識を提供しています。これにより、お客様の生産環境に最適な形でソリューションを導入し、初日から安定した稼働を実現します。


